レンタカー貸渡約款

レンタカー貸渡約款とは利用されるお客様とレンタカー使用契約を交わす際に、双方の間における貸渡し時のルールや利用上のルールや注意点などの約束事を定めたものになります。使用の目的や使用方法、禁止事項など様々な項目について定めておく必要があります。いわば、貸渡しにおける法律になりますので、詳細に定めれば定めるほど後の争いを予防する効果も期待ができます。

レンタカー貸渡約款の作成

レンタカー事業を始めるためには、レンタカー許可申請の段階でどのような貸渡約款を定めるのか書面として提出しなくてはなりません。少々、骨の折れる作業にはなるものの許可取得後に実際に運営していくためには必ず必要になる大切なものになるので、貸渡しの実態に見合った形で作成を行う必要があります。

例えば、近年増えている項目として、
◎ レンタカーの予約の受け方 → 窓口限定かインターネット等を利用するかなど
◎ 支払い方法について → 現金払いのみかカード払いやネット決済も可能なのかなど
◎ オプションについて → チャイルドシートの取扱いやスタッドレス、ペットの同乗などについて

これらの他にも、保険の保証制度についてや乗り捨ての有無、レンタカー協会への加入についてなど
定めておくべき項目は多岐に渡ります。

レンタカーの貸渡料金表

レンタカー貸渡約款と同様に、レンタカー許可取得後に実際に運営を行う際には掲示が義務付けられます。また、料金表についても許可申請の段階で書面による提出を求められますので、ある程度の料金設定は早い段階で必要となります。
ご依頼される方の中で比較的多いご相談として、運営を始めてみないとどのような車両をレンタカーとして貸し出すかがわからないという内容です。

確かに運用を始める前には明確な台数や車種などはなかなか決まりません。しかし、レンタカー許可申請においては特に予定のない車両クラスの設定を行うことも可能です。例えば、レンタカーとして貸し出す車両は普通車のみの場合においても、トラックのクラスの料金設定を行っておくことも可能です。多少、手間は増えるかもしれませんが、貸し出すか貸し出さないかは別として、料金の設定だけは済ませておくのも一つの方法です。

貸渡約款・料金表の変更

レンタカー貸渡約款や料金表については許可取得後も許可申請時の内容で永遠に運用しなくてはならないわけではありません。当然、必要に応じて変更をしなくてはならないこともありますので、変更することは認められます。
しかし、貸渡約款の内容を変更した際や、料金設定を変更した場合には申請を行った管轄の運輸支局に対して変更の届出を行わなくてはなりません。

レンタカー貸渡約款や料金表などをまとめてお作り致します

レンタカー許可申請は、必要とされる提出書類の数は他の許認可事業と比較しても、非常に少ないです。しかし、ご相談頂く方の大半が料金表や使用約款の作成に苦労をされたり、躓かれたりしておられます。
わからないことや不安な点などがあるようでしたら、今後の事業の運営のためにもご相談ください。料金表や貸渡約款の作成の際には、まず簡単なアンケート形式の書式にて内容をお伺いしておりますが、最終的には細かな部分の調整で多少お手間を取らせてしまいます。

また、許可申請の段階では見えて来ない部分というものも全く無いとは言い切れません。この為、許可取得後2ヵ月間は軽微な変更であれば実費(郵送費や交通費)のみのお客様負担で、変更手続きにも対応させて頂いておりますのでご検討ください。

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