レンタカー車両として使用できる車両とできない車両
レンタカー許可を受けたいとお考えの計画段階においてレンタカーとして登録する台数や車種は戦略的な部分に直結します。
だからこそ皆様が真剣に検討をされている部分かとは思いますが、実際に登録となると登録ができるのかできないのかという疑問にぶつかるようです。
そこで現在でのレンタカー車両としての登録について、確認しておきましょう。
レンタカー車両の年式については撤廃
一昔前までは一定の古い年式の車両においてはレンタカーとしての登録が認められない時期はあったようですが、現在では年式による制限はありません。
言うまでもありませんが新規検査や継続検査(いわゆる車検)に合格しなくてはレンタカーとして登録することはできません。
あまり年式が古い車両では借りる側にも敬遠されそうですが、敢えてリーズナブルな価格での提供やレトロ車のレンタカーなどというのもあるのかもしれませんね。
マイクロバスに対する制限
乗車定員が11人以上のマイクロバスについてはレンタカー登録が可能です。
但し、条件があります。
レンタカー許可を新規にて受けてから2年間はマイクロバスについてはレンタカー登録ができないというものです。
インバウンド需要を見込んでレンタカー許可を受けたいという会社が増えているようですが、残念ながらすぐのすぐにはマイクロバスの貸渡しは難しいでしょう。
この2年間の実績は必須ですから、諦めずにまずは一日でも早くにレンタカー許可を受け実績を積み上げてください。
2年の経験を積んだ後には晴れてマイクロバスのレンタカー化です。
レンタカーとして登録が認められない車両
マイクロバスについては2年間を経過した後にレンタカー登録が可能という条件付きでのレンタカー化が可能でした。
しかし、経験や実績などに一切、関係なくレンタカーとしての登録が認められていない車両も存在します。
具体的には霊柩車と大型貸切バスです。
この2つのものについてはレンタカーとして登録することはできません。
霊柩車に関してはレンタカーとして貸し出そうという発想にはなりづらいかと思いますが、大型貸切バスについては覚えておいた方が良いかもしれませんね。
